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害虫の種別の説明
節足動物門 蛛形鋼 ダ二目 無気門亜目Astigmata コナダニ科 Acaridae
ケナガコナダニ Tyrophagus putrescentiae(SCHRANK)

コナダニ

この害虫が属する群
この害虫のグループ
  • ケナガコナダニ Tyrophagus putrescentiae(SCHRANK)
害虫のカテゴリ
不快害虫、食品害虫、混入異物
形態
 体長0.3〜0.5mm、半透明な乳白色で、体表は平滑であり、後体部から体長ほどの剛毛を多数生やす。
分布
 全世界に分布し、日本でも全国に分布する。
被害
 砂糖や味噌などの調味料、粉ミルク、小麦粉、菓子類などの食品から発生する。また新築間もない高層住宅や一般家庭において、畳床などに大発生する。人を刺すことはないが、大発生するとかなりの不快感を与える。またそれを餌とするツメダニの発生を招き、ツメダニによる刺咬被害を助長する。
生態
 高温多湿の時期、特に6月の梅雨時期に大発生することがある。乾物、香辛料、パン粉、味噌、チョコレート、チーズなどあらゆる食品に発生することが知られる。またカピや酵母などを摂食すると繁殖が良くなる。また新築間もない高層住宅や家屋において、畳床などに大発生することがある。これは一般にコンクリートが、建設後3〜5年間その水分を蒸発し続けるため、室内の湿度が高くなり易いためであり、建設して数年以上経過した住宅では大発生が見られなくなる。
 梅雨時には、気温25〜28℃、湿度75〜85%RHとなり、コナダニの繁殖に最も都合の良い季節となる。生育期間は卵期間4〜 6日、幼虫1〜2日、第1若虫1〜2日、第3若虫1〜2日で、卵から成虫になるまで約10日前後である。穀類を用いた飼育実験によると、その発育には合水量14%以上が要求され、12.4%以下では発生できない。47〜50℃の高温下では速やかに死滅し、温度が7℃以下の場合や、湿度が50%以下では繁殖できない。