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害虫の種別の説明

節足動物門 昆虫綱 ハエ目 ハヤトビバエ科(フンコバエ科) Sphaeroceridae

ハヤトビバエ類(フンコバエ類) Sphaeroceridae

主な種類

フサヒゲハヤトビバエ Leptocera caenosa (Rondani) ほか

害虫のカテゴリ

不快害虫、混入異物

形 態

 体長1mm以下から数mm。黒色〜黒褐色で、翅脈に特徴があり、後足のふ節第1節が大きい。

分 布

 日本全国に分布。

被 害

 家屋付近の発生源から大発生したり、光に誘引されて屋内に浸入したりして、不快昆虫となる。

生 態

 ハヤトビバエ類(フンコバエ類)は、日本に82種が分布し(林、2015)、通常は林床の落葉の中や湿地帯などに見られるが、畜舎や汚泥埋立地のほか、マンションなどの屋内から多数発生するなどして不快害虫とされるものもいる。幼虫は腐食性・糞食性で、動物糞、動物死体、腐敗した植物などから発生する。成虫は春先から見られ、灯火に誘引されるが、あまり移動せず、発生源付近を徘徊していることが多い。屋内では発生源付近の窓際などによく見られる。フサヒゲハヤトビバエを23度で飼育した記録では卵:2日、幼虫:1〜3週間、蛹:約1週間、成虫寿命:1〜2ヶ月という報告がある。

防 除

詳しい防除方法は群のページをご覧ください。

ハヤトビバエ科(フンコバエ科)の一種

この害虫が属する群